アイルランド情報 2013 生活編
さてお次は、生活について。つまり食事とか服なんかです。
まずは料理、食事につにいて。
えー、よくお隣イギリスの料理は拙い! とか聞きます。
じゃあ、そのお隣のアイルランドは……というと、
合わない人には合わない
というのが正直な感想です。
ジャガイモとお肉がベース。そこにバターとオイルがドバーッ!
フィシュ&チップス、アイリッシュシチューなど、名物料理はありますし、美味しいです。
でも、そればっかりだとキツいのも現実。
基本、生野菜とかはあまり食べません。
サラダを注文すれば別ですが、メインの付け合わせにサラダがチョコット。
また、煮物とか、お浸しみたいなのも、あまりありません。
キャベツなんかを煮込んであったり、茹でたグリーンピースがありますが、
日本食のように、彩り良く、食感シャキシャキ、なんて無理です。
また、レストランなど、外食は割高です。
ギネスとかを一緒に頼んだら、20ユーロくらいかかることも。
こういう時、日本って本当に恵まれてるなーと感じます。
だって、定食屋さんは、色んなタイプのお店がたくさんあるし、
一般家庭でも、今日は餃子、明日は焼き魚、週末は焼き肉よー!
というレパートリーがあるでしょ? そういうバリエーションはあまりないように思います。
10日間ほどのアイルランド周遊だと、気にならないかもしれませんが、
長期滞在する場合は、その町のカフェを攻略するのが良いかもしれません。
僕もダブリンでは、いくつかリーズナブルで、美味しい料理を出してくれるカフェを押さえてます。
大体のカフェで今日のスープというメニューがあり、5ユーロちょっとで、
ミネストローネや、野菜ポタージュに、ソーダブレッドがついてきます。
簡単なお昼だとこれで充分。
また、都市部では、中華、イタリアン、ピザ、インドカレーなどの
テイクアウェイ(アイルランではテイクアウトとは言いません)がたくさんあって便利です。
晴れた日とか、公園で食べると楽しいです。
他にも、セントラという半分スーパー、半分コンビニというチェーン店にも、
サブェイのようなサンドイッチを作ってくれるコーナーがあったりして便利ですし、
ダンズ、テスコ、といったスーパーマーケットにも、同じようなコーナーがあります。
僕は、ダンズのチキンラップロール・スイートチリソース/6ユーロちょっとがお気に入り。
表面を焼いてもらうとパリッとしてギネスと合います。
↓ こちらは、ダブリン市街のお気に入りのカフェのお昼。ラザニアです。
とってもナイスなおじさんがやってて、留学時代お世話になりました。
あ! それと……こういう食事が多くなるので、便秘になりやすいです。
便秘気味の方は、ビフィズスなどのお腹系サプリを携帯することをおススメします。
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お次は服装について。
1日にの中に四季がある
アイルランドの天気を指してこういうのですが、はっきり言って安定しません。
朝曇ってるなーと思ってたら、昼間快晴! そうかと思ってたら夕方前ににわか雨、
そのあと虹が出たと思ったら、曇り空。そして夜に雨が降ったと思ったら、深夜満月!
そして翌朝、曇ってて……の繰り返し。
まー忙しないことこの上なし。
大西洋からの風をダイレクトに受けているうえ、大きな山が無いので仕方ないんですけどね。
そもそも、緯度としては北海道より上なので、それほど暑くなりません。
夏でも23℃くらい。まぁ、時々30℃いくこともありますが、湿度が低いのでカラッとしてます。
雨も1日降り続くことより、シャワーのようにザっと降っては止むことが多いです。
なので、服装もそれに合わせて、いくのが良いんですが……じゃあ、何を着ろと?
僕の場合ですが、5月から7月の夏の間であれば、Tシャツ、ジーンズ。
でも、夕方冷えたりするので長袖のジャンバー。雨対策でフード付き……が基本です。
こちらの人は、ほとんど傘をささない。
通り雨が多いですし、なにより風が強いことが多いので、下手な傘はすぐダメになります。
なので、フード付きパーカーやウインドブレイカーが重宝します。
スーツ姿のお兄ちゃんも、ジャンバーのフードでやり過ごしてます。
また昼と夜の寒暖の差もあるので、どんなに暑くても、夜まで出かけるのであれば
長袖のシャツを1枚携帯することをお勧めします。
去年の写真になるのですが、これが7月、真夏の服装です。
下着、長袖シャツ、長袖パーカーの重ね着。
暑けりゃ脱ぐ、寒けりゃ羽織る。この調整が出来る服装がベストです。
えー、じゃあ、荷物が大変!
というあなたは、現地で調達しましょう。
ぺニーズなど、安価な服飾チェーン店が都市部には多数あり、
品質などは、まぁその程度と割り切れば、20ユーロも出せばフル装備できます。
また、よくセールなどをしていますので、普通の衣料品店でも、
ディーゼルやドルガバのシャツが、60ユーロくらいで買えます。
今年、スライゴで一目惚れして購入したディーゼルの半袖シャツ。
新宿伊勢丹で同じようなモノがあったのでチェックしたら、なんと16,000円でした
あんまり、日本から、あれもこれも! と持ち込んでも、
案外着なかったりすることも多いので、無かったらお土産のつもりというノリで
現地調達するほうが、荷物も少なくて良いと僕は思います。
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とまぁ、今回は、趣向を変えて、情報系でいくつか纏めてみました。
海外に行くと、日本の良さが分かるといいますが、
僕の独断と偏見ですが、海外で不自由するというときは、
たいてい、日本と同じものを求めているからに他なりません。
アイルランドの人たちは、それで良しとしているだけです。
不便さを感じることもあると思いますが、
それさえも、現地の生活だと楽しむほうが良いなぁ、と僕はいつも思っています。
機会があれば、ぜひ、このエメラルドアイルランドを訪れてください。
きっと、印象に残る旅になると思います。
おまけ
食事のところで便秘……と書きましたが、それにかかわらず、
携帯用ウォシュレットを持っていくことを強くおススメします!
有ると無いとでは大違いです。ハンズなどでも安価で売られていますので是非!!