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2017年10月

2017年10月30日 (月)

ハロウィンですね!

いよいよハロウィンですね。
もうすっかり日本にも(ほぼ米国式で)定着しているようですね。

ハロウィンは、Oíche Shamhna(イ・ハゥナ(南部発音))とよばれる
明るい季節が終わり、暗い季節の始まりを告げる夜。
つまりは大晦日的な扱いで、陰陽が交わり、
すべての境界線……あの世とこの世の境目さえも曖昧になるとされています。

伝統的にアイルランドの常世とは、死者も妖精も神様も住むところで、
扉が開くと言うことは、この世に、死者も妖精も神様も大挙してやって来る……
ということに他なりません。

なので、アイルランド(の地方)では、
今でもハロウィンの夜は出歩かないようにしているそうです。

もちろん、米国式の楽しいハロウィンも良いのですが、
そんな集まりやコスプレの隙間で良いので、
本当はそういう夜なんだなーと思い出してくれると、
妖精博士としては嬉しいのでしたー。

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2017年10月27日 (金)

音について。

たまには真面目なことを〜。

本業は妖精博士。そのもう一つの側面が妖精譚の語り部として
(妖精博士のチカラは、血脈とお話の双方にあるのです)、竪琴を弾いてます。
まぁ、そのスキルは推して知るべしなのですが、
それでも、色々と思うことがあったりするのです。

ハープというと、やはりアイルランド。
そしてアイリッシュミュージックを思い浮かべる方が多いと思います。
僕のお話も、アイルランド由来のものが多いですから、
自ずとレパートリーも、そちらの物が多くなります。

けれど、語りをしていて思うんです。

いわゆるアイリッシュミュージックって、語りに合わない……(@@;)

いや、もちろん、すべての曲がというわけではなくて、
エアとよばれるゆっくりしたものやバラードは良いんですが、
いわゆるダンスチューンなどの早いものは合わない……気がするのです。

お話には速度があって、空気があります。
それらと馴染まないというか、端的に速度が合っていないと思うのです。

音楽に関しては門外漢なのですが、
いまく僕らが耳にするアイリッシュミュージックは、
一度途絶えてしまったものを、復活させたネオ・アイリッシュといわれるもので、
お話が生まれた時代や風俗と、実はマッチしてないことがあり、
そこが原因なのかなって思ったりしています。

じゃあ、どんな曲が良いの? となると
ひとえに13~5世紀の中世古楽の雰囲気が合う気がしています。

友人諸氏が演奏している動画ですが、こういう感じが語りには合うのでは無いか
少なくとも僕の語りには……と思っています。

2017年10月24日 (火)

聖徳大学での講座でした〜。

今年はどうも台風の当たり年のようで、
先だっても、帝都も水没するの? というほどの暴風雨でした。
みなさまもご無事でしょうか?

そんな台風一過の月曜日。聖徳大学で妖精学の講座を開催しました。

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今回は水界編ということで、水の住人の中から、
定番とも言える人魚と水棲馬のお話をチョイスし、
妖精博士なりの解釈を加えてお話してきました。

まだ暴風の残るお天気の元での開催でしたが、
ほぼ予定通りの受講生の皆さんが参加してくださり、
とても楽しい講座になった思います。

この聖徳大学での講座ももう2年。来年で3年になるのかな?
いつもたくさんの方が参加してくださり、本当に感謝です。
今回は暴風と電車のダイアの乱れでハープを持って行くことが出来ず残念でした。
有り難いことに「楽しみにしてたんですよ〜」と言ってくださる方も……。
いやいや、僕は腕は大したことなくて、
あくまでの合いの手、咄家さんの扇子なのですが、
それでも、そう言って頂くと、ああ新曲を仕入れようかしら……と思ったりします。

とういわけで、聖徳での次回の講座は来年1月です。
講座予約が解禁になりましたら、またご報告させて頂きます。

さぁ、次はいよいよ、巨人のシチューハウスのアイリッシュカルチャーウィーク
そして、アイルランド日本国交樹立60周年記念イベントです!



アイリッシュカルチャーウィーク

11月2日 東京・戸越銀座 巨人のシチューハウス

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アイルランド日本国交樹立60周年イベント
11月4日 東京・日野   クレア・ホーム&ガーデン  
11月18日 大阪  ・天神橋 time blue             

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2017年10月18日 (水)

アイリッシュラボでした〜。

今週月曜日、高円寺はヒトツナさんで、アイリッシュラボでした。
アイリッシュラボとは、アイルランドに纏わる様々なことをお話しようという試み。
今回はなんと、アイルランド語講座でした!
←アイルランド語講座がメインになる予定

いやぁ、今まで妖精学の教鞭?を取ったことはあるのですが、
アイルランド語は初めてで、どうなるかなーと思いました。

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とはいえ、まぁ、いつもの僕のノリで、笑いを交えながらの講座となりました。

難しい難しいと言われるアイルランド語。
確かに発音や、外国語と言えば英語、という日本人には
難しいところも多々ありますが、けっして魔法の言語や異世界語ではありません。
コツを掴めば、ちゃっと習得できます。

そしてなによりアイルランド語を通して、
アイルランドがまた違った側面で見えて、なにより近く感じられる。
僕はそう思っています。
ぜひ、この機会にアイルランド語に触れてみませんか?

次回は、11月26日です。
←内容は今回と同じですので、復習にももってこい!?
お申し込み等はヒトツナさんまで〜。

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2017年10月14日 (土)

たまには。

たまには真面目なことでも〜。

僕は妖精譚の語り部として活動していますが、
自己認識として本業は、妖精博士だと思っています。

妖精博士って漢字で書くと、妖精学の研究者、
その道のオーソリティっぽく聞こえますが、
実際は研究者というよりは実践者ですね。

なにを実践するのか、と言えば妖精信仰を。

こう言うと『妖精って信仰されていたの!?』と返される子多いのですが、
たぶんそれは、妖精というと、綺麗カワイイ、小さいってイメージだからかなと。

確かに小さくて可愛くて、お花の陰に隠れている姿も、彼らには違いありませんが、
妖精学や民俗学で言うところの妖精とは、祖霊や自然神などを含む存在なのです。
妖精信仰を民間信仰と言い換えても良いかもしれません。
そしてそれに纏わる魔術や祭祀など日々の生活に取り入れ、研究しているわけです。

そんな中で、最近思うことがあります。

ああ、神様って変遷していくんだなーって。

妖精学において妖精とは、キリスト教が入ってくる前に信仰されていた古い神様で、
キリスト教流入以降、信仰されなくなって縮んで妖精になったとされています。
☆諸説あります
そういう意味で、神様は変遷、変形してくのは馴染みがあるのですが、
それ以外にも、ニューエイジやスピリチュアルで信仰されている神様たちも、
原典の神話や民間説話からすると、ずいぶん変質していることがあります。

例えばアイルランド神話群で戦女神とされるモーガン。
ワタリガラスに変身し、戦場を駆け巡り魔力の籠もった啼き声で
時には戦士を鼓舞し、時には震え上がらせる恐ろしくも美しい女神、
またの名をファントムクィーン。

ですが、現代のニューエイジでは、自己変容の女神、勝利の女神に変化し、
時には、復縁、略奪愛の女神として祈られている事があります。

神話から入った僕からすると、復縁だとぉ〜!? といった感じですが、
実際、モリガンを主神としてあがめているカヴンがあったりして驚きます。

けれど、それが間違いかというとそうではなくて、
神様とは、現代の僕らが思っているより流動的なのです。

たとえば、仏教でいう弁財天さまは、ヒンドゥー教のサラスバティです。
つまりヒンドゥーの神様を仏教が取り込んだわけです。
☆多くのヒンドゥーの神様は、仏教でいうところの天部の神様になっています。

信仰の形が変われば、神様の形、あり方もまた変わっていく。
時に矮小化させ、時に権能を増やしたり、書き換えたりする。
うーん、興味深いですね。

お寺に行くと、天部の神様たちのチカラをとても身近に感じます。
それは当然で、天部の神様は私たちに一番近いとされていますし、
ご利益が財福や武芸上達などと分かりやすいので人気があり、
人気があるということはそれだけ祈りが集まっているということなので、
それだけ感応しやすいんたろうと思うのです。

では、神話に描かれたままのアイルランド神話の神々を
信仰してる人がどれだけ居るのでしょうか。
それは、現代の魔女宗ネオペイガニズムの人たちより多いでしょうか。
アイルランドのみならず、ブリテン諸島の名親になった女神ブリジットは
キリスト教の聖女に列せられ、アイルランドの守護聖人となっています。

神のチカラとの距離は、ある意味、
祈る人の多さに比例していると僕は思っています。

とりわけアイルランドの神様たちは、自然の具象化というよりも、
一族の祖霊が神の座にに昇格した存在が多く、
なかなか日本人には理解しにくい部分があったりもしますが、
魔女宗ネオペイガニズムなどの彼らを足がかりにすると
分かりやすいかも知れません。

それに、現状、神代の彼らをそのままの形で信仰している人は
恐らく世界で数えるほどしか居ないはずなので、
とんでもなく遠くにしか感じられないと思いますし……。

とはいえ、妖精博士である僕は、そのどちらも把握していたいと思うので、
まだまだ勉強は続くんですけどね。

2017年10月11日 (水)

アイリッシュ・ラボに向けて♫

さてさて、繁忙期もど真ん中、そして、来週月曜日は高円寺のヒトツナさんで
アイリッシュ・ラボ
が開催されます!

実はこのラボ。お話会じゃないんです。
とうとうアイルランド語講座なんてのもやっちゃいます。
もちろん、僕は語学の先生ではないし、専門的なことは教えることは出来ませんが、
足かけ6年、アイルランドに通い、四夏、あちらの大学で習ったなかで、
アイルランド語という、日本ではほぼ馴染みのない言葉に触れて貰う機会を、
なにより、アイルランドって実はこんな所、というのが伝われば良いかなと。

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何度も何度も思い返し、そしてまた時々見失いそうになったりもするのですが、
僕はフェアリードクターであり、妖精譚の語り部です。
アイルランド語や、アイルランド(だけでなくその近隣諸国と日本)の文化を通して、
楽しみながら、時にはちょっと怖い感じの彼らのことを伝えていくのがお仕事です。

これからも精進していかなきゃなー、筋肉も語学もハープも繰り返しが肝要。
そう思うのでしたー。

2017年10月 9日 (月)

ホンダーネさんとの共演でした〜。

連休の最終日、いかがお過ごしでしょうか〜。

昨日、僕は、荻窪のギャラリー遊美でホンダーネさんとの会でした。

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やっぱり演奏家の方が、ご一緒してくれると華やぎますねー。
まりあさんの歌、未来良さんの笛と、いつもながらすてきな演奏です。

今回は、まりあさんが、ウェールズの歌を……ということだったので、
妖精譚の加え、アーサー王伝説でも名高いタリエシンのお話を語らせて頂きました。
基本、騎士物は苦手なのですが、このタリエシンのお話は、
主人公タリエシンが、世にも名高い吟遊詩人ということもありお気に入りで、
途中に詩も入っていて、浪々と語るにピッタリのお話。

なんとかタリエシンの魅力が伝わったかな?

次回、ホンダーネさんとの共演は、来年2月を予定しています。
音楽と語りのコラボ。ぜひ〜♫

さて。繁忙期もいよいよ中盤戦です。

10月16日

アイリッシュ・ラボ                 
高円寺・ヒトツナ

   

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10月23日

聖徳大学 生涯学習コース
妖精郷への誘い 水界編
~妖精譚から垣間見る妖精たちの姿~
                               

山、森、海、川。妖精たちの立ち現れる領域は多々あります。

その中でも今回は、水辺、海と、水界に注目しお話しします。
人魚、ニンフ、ウンディーネ。
各地に散らばる水に関係する妖精譚をピックアップ。
現役語り部による『語り』を通して、彼らの姿に迫ります。
ぜひ、妖精郷の水辺を旅しませんか?
                     
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資料請求・お問い合わせ                                   

                                                                                             
年度20172期ジャンル1DAY講座, 文学・歴史No.Y-5
期間10/23 ~ 10/23
   
回数1回曜日時間13:00 ~ 14:25
定員40 名受講料1550円
               

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アイルランド日本国交樹立60周年イベント
            

11月4日 東京
11月18日 大阪               

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フェアリードクターカフェ
市川・アトリエ・ローゼンホルツ
                   
恒例になりつつアトリエでのフェアリードクターカフェ。
今年も、妖精学講座を開催します。
2016年よりさらにディープに魔法学も絡めて……

                                    
               

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11月16日
                  

そして今年のフェアリードクターカフェでは、
お話の小部屋を shineひっそりshine と開催しまいます。
お話会はちょっと敷居が高いな、気軽に妖精のことを話したいな……。
そんな午後の一時に、ぜひ!

                   
時間 午後2時~3時
席料 1,000円(お茶代込み)

               

僕の大好きなお話を1つ。もしくは、リクエストがあればそれを1つ。
なにか1つお話をします。
そのお話は、もしかしたら、みなさんの胸の海林にある、
妖精郷への扉を開く鍵になり得るかも知れません。

お話は、とても小さな揺らぎです。
その揺らぎは細やかだけれど、その残響はずっと後まで続くのです。
淡く、蛋白石(オパール)の様な良き隣人たちの足跡を、一緒に辿ってみませんか?
これは、妖精博士からのささやかな贈り物です。

2017年10月 3日 (火)

天狗さんの用事を済ませに。

帰国後、繁忙期に突入し、なんやかやとパタパタとしておりますが、
合間を縫って、高尾山に行ってきました〜。

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15年ぶりくらいでしょうか。
あー、確かこんな感じだったなぁ。

どうしていきなり高尾山かというと、
先だっての北海道旅行で小樽の天狗山に登って(正確にはその半月くらい前sweat01)から
ずっと天狗さんに呼ばれてて(というかいらっさってて)。
あー、行かなきゃなぁと思ってたわけです。

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午前中にサクサクッと登って、薬王院へ。

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☆薬王院の写真はありません。基本、神社仏閣で電子機器は使いませんのでsweat01

天狗と言えば修験道。そして山伏さんたち。
僕とは縁が深いというか縁続きというか。
そもそも、山の神様としての側面としてなら妖精博士の領分なワケで……。

用件を済まして、またまた別の用事を請け負ったりして無事下山してきました。

んで、新しいお友達が出来ました。

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ふふふ。かわええ。
加古里子氏の天狗さんを思い出します。

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いやまぁ、実際はもっと厳しくて大きいんですけどねsweat01

とはいえ、僕の本領は、良き隣人たちなわけで……
今週末もお話会です。

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10月8日

秋の午後の妖精物語                   
荻窪・ギャラリー遊美

            

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10月9日
 龍の心臓のお話
藤沢・Sacred stone                r

2017年10月 2日 (月)

月の石のお話会、無事終了しました〜。

日曜日は、アトリエローゼンホルツさんで、連続・石のお話会
『草木を育む石・ムーンストーン』でした。

今回も石英書坊さん大活躍で、
素敵なムーンストーンをたくさん仕入れてくれました。

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そしてアトリエの真里さんも、素敵なお菓子を。

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月のお茶と、雲月というマコロンにも似た和菓子。
そして、紅茶のブランマンジェ。

いつもながら舞台に助けられています。

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お話は、月がキーワードになったものや、ムーンストーンにまつわる伝承など。
この可愛らしい石が少し身近に感じられて頂けたら嬉しいな。

さて、次は、ラストの『オーロラの落とし物・ブラッドストーン』です。
どんなお話が飛び出しますか、乞うご期待ですよ〜。

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10月8日

秋の午後の妖精物語                   
荻窪・ギャラリー遊美

            

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10月9日
 龍の心臓のお話
藤沢・Sacred stone

               

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フェアリードクターカフェ
市川・アトリエ・ローゼンホルツ
                   

恒例になりつつアトリエでのフェアリードクターカフェ。
今年も、妖精学講座を開催します。
2016年よりさらにディープに魔法学も絡めて……
 

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10月15日(特別講座)
11月16日 

そして今年のフェアリードクターカフェでは、
お話の小部屋を shineひっそりshine と開催しまいます。
お話会はちょっと敷居が高いな、気軽に妖精のことを話したいな……。
そんな午後の一時に、ぜひ!

                   
時間 午後2時~3時
席料 1,000円(お茶代込み)


僕の大好きなお話を1つ。もしくは、リクエストがあればそれを1つ。
なにか1つお話をします。
そのお話は、もしかしたら、みなさんの胸の海林にある、
妖精郷への扉を開く鍵になり得るかも知れません。

お話は、とても小さな揺らぎです。
その揺らぎは細やかだけれど、その残響はずっと後まで続くのです。
淡く、蛋白石(オパール)の様な良き隣人たちの足跡を、一緒に辿ってみませんか?
これは、妖精博士からのささやかな贈り物です。

10月16日
アイリッシュ・ラボ                   
高円寺・ヒトツナ

             

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シリーズ・石を彩る妖精譚                   
市川・アトリエローゼンホルツ

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妖精譚、そして隣人たちは、
鉱物と強く結びついてる事があります。
竜は黄金を。ドワーフは鉱脈に。
フェアリードクター独自の目線で、彼らのお話を語ります。            

2月5日 竜の心臓の石                        
6月4日 妖精の籠の石     
10月1日 草木を育む母なる石  
12月3日 オーロラの落とし物の石
               

全て日曜日 13:~15:00
飲み物とお菓子付きで3,000円(予約制です)
090-1808-8911(佐藤)



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